現在位置 : 石井行政書士事務所TOP >>家系図作成
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いい加減な気持ちで家系を探るのはやめてください!
小職の身分は行政書士(国家資格者)であり、当然のことながら「犯罪収益移転防止法」に基づく本人確認をさせていただいてからでないと業務を受任することはできません。
つきましては身上調査目的の依頼や他人に成りすましてのご依頼は受けつけませんのでご理解下さい。
真摯なお気持ちから、ご先祖の威徳を偲び、ぜひともご先祖を探り、ねんごろに供養をされる方に限って受任させていただきます。
竹の節や大桃や木の股から生まれ出てこない限り、ご先祖のいない人はいません。
最近幼くして両親と死別された方や離縁された方々から、親やご先祖のことを知りたいとのご相談をよく受けるようになりました。
石井行政書士事務所はそんなあなたのために資料を元に家系図を作成したり、ご先祖捜しのアドバイスをさせていただいております。
文学歴史に詳しい行政書士ですから、たいていのことならご相談に乗れると自負しております。あなたの頼りになる事務所です。
郷土史や地元に縁ある弓削道鏡や大塩平八郎のことを研究している関係からか、
「自分のご先祖のことを知りたい。どうすればわかるでしょうか?」
というご相談や問い合わせがよくあります。
中でも、
「祖父母から先のご先祖のことがわからないのです。どうしたらいいのでしょうか?」
「子どもの頃に養子に出されたため、実の両親が離婚をしたため、祖父母や兄妹、叔父叔母などのことがまるでわからないのです。なんとか探し出す手はないものでしょうか」というご相談がたくさん来ます。
かつて「ルーツ」というアメリカ映画が大ヒット、日本でもわがご先祖のことをもっとよく知ろう、という風潮が生まれてきました。
「ルーツ」とは英語で根のことです。ご先祖を意味する言葉と解釈できるわけです。
この映画は生まれ故郷のアフリカで奴隷商人によって野生動物と同じように捕獲され、新大陸アメリカにつれて来られた人々の血流を辿る、人類にとっては二度と在ってはならない悲惨な実話を元に映画化されたもので、とても悲しい映画でした。
おそらく今の若い人はご覧になったことがないのではないかと思われます。ぜひ近くのビデオ屋さんにでも立ち寄って借りて観て下さい。
何度も言いますが、家系図調査というのは、あなたに繋がるご先祖を想像ではなく、古い戸籍を取得するだけに留まることなく、戸籍の事実に基づき、いろんな角度からご先祖の生き様を探索する、時間と根気の要る作業です。
ご先祖捜しに間違いがあってはなりません。思いつきや推測で推し進めるものではありません。時として、熱心さのあまり、知らない間に傍系のプライバシーを侵害していることもありますので、個人情報保護には十分な配慮をしながら、調査をしないと後々大変なトラブルに到ることもありますのでくれぐれも気をつけて行動して下さい。
それでは家系の話の前に、少し戸籍の歴史について簡単に書いてみたいと思います。
670年、日本で初めて戸籍が作られました。庚午年籍(こうごねんじゃく)と呼び、編さんを命じたのは天智天皇です。
天智天皇は朝鮮半島で窮地にあった同盟国百済を救済するために日本から参戦、今は北朝鮮に属する白村江の戦いで唐新羅連合軍に大敗してしまいます。大敗したことから今度は唐新羅連合軍の日本への侵略を危惧、軍備の増強を計る必要性に迫られることになったのです。
戸籍作りはその徴兵制の実施を確実、継続、安定的なものとするためにどうしても必要不可欠だったのです。なお徴兵制については平安京遷都で有名な桓武天皇が廃止してしまい、以後武士の台頭へと繋がってゆくばかりでなく、律令制度や荘園制度の崩壊を招くことになりました。
自分の父親か、祖父の本籍地がある市町村の戸籍課窓口に直接出向き、親子関係等を示す戸籍謄本等と身分を明かすもの(運転免許証や健康保険証)を提示し、
「先祖供養をしたいのでわかるところまで遡ってください」
と申し出てください。通常は本人確認さえできれば遡及できるかぎりの除籍簿謄本等を交付してくれるはずです。
中には個人情報の漏洩についてガードの堅い市町村役場もありますが、何らやましいことがないのですから正直に理由を説明しましょう。遠隔地の場合は郵便請求をすることもできます。
現在残っている除籍簿(在籍者がいなくなった戸籍簿のこと)は古いものでも明治のはじめあたりまでです。というのも除籍簿は在籍者がいなくなってから80年経過すると処分してもよいことになっているからです。
もし調べられるのであれば、できるだけ早く行動したほうがいいでしょう。
明治のはじめあたりで亡くなった人なら、生まれたのはおそらく江戸後期(文化文政年間あたりでしょうか)、このあたりの人の名前がわかれば戸籍による調査としては成功です。家に過去帳があれば照らし合わせてみて下さい。一致するはずです。
ちなみに文化文政年間というのは、庶民の教養への関心が高まり、幕府の緊縮財政方針を尻目に、庶民文化が一気に花開き、文化史的には「化政文化」とも呼ばれる活気ある時代で、俳諧の小林一茶や十返舎一九の「東海道中膝栗毛」などの滑稽本などが大流行した活気ある時代です。
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